人と地球環境に優しい家づくり

国産無垢で建てませんか?

画像 無垢材とはその名前のとおり、一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出した、天然の木材のことです。 逆に、にさまざまな木材を集め接着剤で貼り合わせたものが集成材です。 無垢材は乾燥収縮により木材の断面が変形したり、曲がったり、割れたりすることがあります。 強度にはほとんど影響がありませんが、壁や床に多少の変形がみられ、クレームに繋がることもあるようです。 最近の住宅は気密性を重視しているので、多くの場合こういった、曲がりや反りの少ない集成材が使用されています。 しかし、集成材に使われる接着剤から発生する「ホルムアルデヒド」などの化学物質はシックハウスの原因の一つです。 様々な規制から、以前より発生する量は減ってますが、全く無くなったわけではありません。

長持ちでエコ

構造材が集成材や合板の建物は、今のところ古いものでも築40〜50年程度です。 その耐用年数は、材質や接着した時の条件、そして使用環境に左右されます。 たとえ耐水性に優れた接着剤を使用していても、十分に硬化していない状態で湿度の高い場所に設置されると次第に「剥離」してしまうこともあります。 また、集成材を製造するときの消費エネルギーや炭素放出量は無垢材の数倍から十数倍で、最後に 焼却処理する時には特別な設備と処理条件が定められています。
一方、無垢材で建てられた,現存する世界最古の建築物は奈良の法隆寺と言われています。 普通の民家でも、200年以上住み続けられている建物があります。(“一番古い民家”などの言葉で検索すると結構 見つかります。) “数十年で使い捨て”のような家ではなく、“長く住み継いでいける家”を建てるなら、構造は無垢材で、ではないでしょうか。

木造住宅の骨 『構造材』

 品質と性能がきちんと保証された国産無垢材があります。

JAS法による品質基準
JASによる「構造用製材」の強度等級区分法には「目視による等級区分法」と「機械による等級区分法」の
二つの方法が採用されています。
目視による等級区分法 機械による等級区分法
目視による等級区分法は、材面の品質に応じて、
文字通り目視で 等級区分を行う方法です。
木材の強度に及ぼす節、繊維傾斜、割れ等、
目視で評価できる因子によって等級区分されます。
機械による等級区分法は、認定された機械等級区分装置を
使用して強度などの等級区分を行う方法です。
目視等級区分法に比べて高い精度で木材を強さ別に
仕分けることが出来ます。

機械等級区分構造用製材のJAS 認定を取得するには、
認定された機械等級区分装置を使用します。
上:強度測定中  下:含水率測定中   目視による検品 JAS認定マークと性能表示


 

その木材は合法ですか?

「環境負荷の少ないもの」の調達を推進するよう定めた「グリーン購入法」。 木材・木材製品に、その木材の原木が法律に則って伐採されたことを示す「合法性」の証明が求められています。 最近では、国や地方自治体の助成制度の要件にも「合法性」や「産地証明」を求められるケースも増えています。

違法な木材とは?

違法伐採とは、それぞれの国・地域の法令に違反して森林の伐採を行うことです。 所有権や伐採権のない森林の伐採をったり、伐採の許可を受けていても許可条件に違反して行われる伐採などです。
例えば・・・
×盗伐(所有権や伐採権のない森林の伐採)
×伐採許可量を超えた伐採
×国際条約で保護された樹種など、伐採禁止樹種の伐採
×森林保護地域内など禁止地域での伐採
×書類を偽造した取引
×密輸
などです。
残念なことに日本は、木材の約8割が海外からの輸入木材で、その中には違法に伐採された木材も含まれていると言われています。 違法伐採は、森林の減少や劣化、森林生態系の破壊など、大きな環境問題を招きます。 また、違法伐採された木材が流通することで、木材市場価格が引き下げられ、本来の森林経営を圧迫することになるのです。

日本の森林を守ろう!

世界第3位!なのに・・・。

日本の国土の約2/3は森林です。森林資源が豊富な国で、先進国の中で世界第3位の森林大国です。 しかし、日本の木材の自給率は約2割程度、残りの約8割は外国から輸入しています。 輸入材は大量の燃料を消費し,大気中にCO”を放出しながら運ばれてきます。

森林のチカラ

画像 森林の資源を利用するために人の手で苗木を植える人工林。 人工林を育てるために必要な作業の一つに、立ち木の一部を切り抜く『間伐』があります。 間伐すると森林の中に空間が出来て風通しがよくなり、 木に虫がつきにくくなります。 また、台風や大雪で1本の倒れた木がドミノのように周りの木を押し倒してしまう共倒れを防ぎます 太陽の光が木の根元まで届き、根がしっかり張った太くて大きな木に成長します。 そして、この根が山の土壌を強くして、土砂崩れなどを防いでくれるのです。 さらに、整備の行き届いた山は優れた保水能力をもっています。 森の土壌にはスポンジのように雨水を吸い込んで貯める働きがあります。 つまり 雨が降ってもすぐに河川や地下水に水が流れ込むこともなければ、晴れてもすぐに水が枯れることはありません。 また、雨水にふくまれている塵や窒素酸化物、リンなどが、土壌や岩石の層を通過することによって ろ過・吸着されてキレイな水へと浄化されていきます。 さらに、この過程でミネラルが適度に溶け込み、良質な水が生み出されるのです。

C02削減!

木は大気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水をもとに、太陽光と葉緑素のはたらきで糖を作り酸素を放出します。 吸収した二酸化炭素は科学的変化を経て、木の組織にしっかりと取り込まれ、木の一部になります。
伐採された木は木材となり、住宅や家具などの様々な木工品に姿を変えますが、
燃やしたり腐らせたりしない限り,木は酸素を取り込んで固定し続けます。

木の効果

癒し 人をリラックスさせ、ストレスを解消させる力があります。
木材は音を適度に吸収して、心地よく感じる範囲に調整してくれます。
眠り スギの香りのする部屋で眠ると、眠りの深い睡眠(レム睡眠)に早く達するといわれています。
UVカット 木材は紫外線を吸収するため、木材から反射する光にはほとんど紫外線が含まれていません。
調湿効果 木材は、空気中の湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出するという調湿作用をもっています。     この調湿効果と、木材中の香りの成分がダニの行動や繁殖を抑制します。
断熱性 木材の細胞には、そのひとつひとつに熱を伝えにくい空気を含んでいるので、コンクリートなどに比べて高い断熱性をもっています。
クッション性 木材にはパイプ状の細胞があり、柔軟に変形してクッションのような役目をするので、転んだ時のダメージを和らげてくれます。
活性炭で美味しいご飯! @活性炭の中に含まれているミネラルが溶け出します。
A活性炭の持つ遠赤外線の働きで、米の一粒一粒の芯まで熱がいきわたって、
ふっくらと美味しいご飯になります。
B活性炭は酸化を防止する働きもあり、活性炭で炊いたご飯は冷えても黄ばみません。

木のチカラ

木造は弱い?!

木造は鉄骨造に比べて弱いイメージを持っている方が多いようですが、はたして本当でしょうか。鉄だって腐ります。
そして古くなるにつれて劣化していきます。しかし木の中には切り倒されてから200〜300年間、その強度を増し続けるものがあります。 それから少しずつ,さらに多くの時間をかけて,伐採された時の強度へと戻っていくそうです。
檜の伐採後の寿命は2000年、松やケヤキは400年、杉で500〜600年といわれています。 ちなみに檜が湿気に強いことは“檜風呂”の存在でわかりますね!

主な木材の種類と特徴

檜(ひのき) 構造材から内装材まで広く使用されています。柔らかくて軽く、高い強度と耐久性を持っています。
天然の防虫、抗菌、消臭材となります。
杉(すぎ) 独特の香りがあります。加工しやすく木肌が美しいため、天井材や磨き丸太などの建材に
広く使用されます。
松(まつ) ヤニ、枝の曲り、割れやすい・・建材としては扱いにくい木とされますが、逆にその曲り具合 や、
ヤニの光沢などが床の間などに使用されています。
桜(さくら) 堅く重い材質は床材に適しています。現在、国産の大木は貴重で、多くは輸入材の南洋ザクラを
「サクラ」として使用していることが多いです。
栗(くり) 国産材の中での強度は一番。耐久性、耐水性に優れています。線路の枕木にも利用され ています。
「ヒバ」 建築全般に使用されます。檜以上に防蟻、抗菌作用が強く、きめ細かく光沢があり仕上がりが美しい。
栂(つが) 堅さや木目が利用され、構造材としては柱、梁などに使用されます。内装材としては長押、
敷居、縁甲板などに使用されます。